魔法?のペン!
FAX原稿を書いたり、エスキスしたり、スケッチしたり、図面をチェックしたりする時、鉛筆類ではカチッとしないし、コピーもきれいに出ないので、これまで、ボールペンを使うことが多かった。
書き直したり、訂正するたびに、ホワイトの修正液で消して、スタンドライトの光源近くに持っていったり、口をとがらせてフーフー息を吹きかけたりして乾かして、それから又、書き始める。
あまり修正しないで、きれいに書かこうと思う時には、書き出すまでに一寸、頭のなかで、これだ!と思うまで推敲して、そしてやおら書き出す。
そんな、時間もかかった。
エスキスなどは性質上、書いたり消したりが当たり前なので、納得する時点では、ホワイト修正液とボールペンの字や図が地層のように何層にも重なっていたりもする。結構、難儀していたけれど、それが当然のことと納得はしていた。
ところで、2年程前、N住宅の現場で、若い現場監督のTさんが便利そうに使っているFRIXION BALL(パイロット社製品)なるものに出会った!
興味しんしんで覗いていると、予備のものがあるからと、わざわざ車まで取りに行って1本進呈されてしまった。(よだれが出ていたのかもしれない。)
いやー、日本人はやはり頭が良い!
じぇじぇじぇー(悪乗り、この頃にはまだこの言葉ははやっていませんでした)!
ボールペンに姿・形は似ているが、書き損じてもペンを逆さにして
頭の方のプラスチック状部分でゴシゴシ軽くこすると書き損じた部分が消えてしまうのだ!
それ以来、最近では赤に青と黒を加えた、3色を見事に使い分けて、
毎日、使わない時はないと言っても良いほどの愛用振りである。
迷うことなく、ぐいぐい、すいすいと書いて、クルッとペンを逆さにして、ゴシゴシ消す。
さらに、クルッとペンを逆さにして、ぐいぐい、すいすい、クルッ、ゴシゴシ。ぐいぐい、すいすい、クルッ(きりが有りません!)。
私と同様の状況、心境にある方で、まだ、FRIXION BALLを使ったことの無い方には
是非、お勧めしたい一品(逸品)です。
注:契約書には使わないで下さい!
(野口泰司)
0コメント