ひなびる

コラムには何回か旅にちなんだことを書きましたが、10年以上前ポルトガルへ旅行した時のこと等を思い出しながら書いてみます。ここは2週間もあれば一通り廻ることが出来、こじんまりした和みのある国でした。

ポルトガルに限ってではありませんが、ひなびた街や建物に郷愁を感じ、時折旅にでています。

「ひなびる」というと、先端に対して古くさい、繁栄に対して斜陽、都会に対して田舎、人によってはうらぶれた、寂れたイメージを抱くかもしれません。が、のんびり、素朴、味わい深く心地よいというように、自然に身体に馴染む感じがします。

現代人にとって「ひなびる」は、日頃の忙しい日常から豊かな感性を取り戻すという意味かもしれません。

そうは言っても、ニューヨークや、あるいは日本でも都内に最近沢山出来ている商業施設に行ったりした方が刺激もあるし、楽しいと思う方も多いでしょうけれども。

ただ、時代の動きを把握することも大切ですが、情報や流行を消費していくだけでは限りはあるし、今新しい物もいずれは廃れていくはずです。

結局、特にこれと言う目標を持って旅に出るわけではありませんが、ボーっとしながらスケッチをしていると、仕事や時が経つのも忘れて自然にリフレッシュしているように思います。

(豊田 悟)

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