ある水曜日

鶴見から事務所まで国道で移動。信号待ちで ふと 街を見ると銭湯が目に入ってくる。

一軒、二軒…。事務所までの間、四軒の銭湯を発見する。

煙突と昭和を感じさせるファサードもあれば、コンクリートでノッペリした銭湯もある。

今の生活では、スイッチ一つでご飯も炊ければ、風呂も沸く便利な世の中。

簡単に物事が進むなと感じる。

二十数年前、一人暮らしをしていた頃。

二万五千円のアパートには、風呂は無いため近所の銭湯に行く。

時間の効率を考え入浴前に洗濯物をセットし風呂からあがったら洗濯物は乾燥機にセットし食事。

風呂を入るにも何かを考えていたことを思い出す。

仕事が早く終わるなら、昭和を感じに『 銭湯に行こう 』と思う。 ある水曜日。夕食後 時間ができたので気分転換に『 太尾町のしのぶ湯 』に電動ママチャリで出かけることにする。

しのぶ湯は天然ラジウム温泉の露天風呂がある銭湯。

電動ママチャリはコギ始めがグーンと伸びる感触を感じる。

恐るべし電動ママチャリと思いながらしのぶ湯に到着。

入口が閉まっている、どうやら定休日らしい。

ネットには月曜日定休日の記載があったが変更したようである。

行き先を『 菊名の福美湯 』に即、変更。

今年の6月の日中は気温が高いが、夜はひんやりと自転車に乗っていて気持ちが良い。

定休日はハプニングではあったが、新しいことを発見するチャンスかもしれない。

看板の発見。

『 十勝豚丼 & ダイニング  豚雅 』気になる豚丼。後日行こうと心に決める。

福美湯に到着。平成15年に新装開店した銭湯。外観は昭和を感じないが、

薪による体にやさしいお湯づくりをしているらしい。露天風呂は心地が良い。

市街地の為、大きくは解放されていないが、外の空気は気持ちが良い。

後日 気になる『 豚丼 』を試食しに行く。うまい。 感は当たった。

ネットで調べると、どうやら『 究極のカレー 』があるらしい。カレーに期待。

(伊東 智)

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